AMAZON Life by SUNA

「AMAZON OWNERS CLUB」時代から30年余り。
再び AMAZONとのカーライフを楽しむこととなったSUNAと仲間達の日々。
40年、50年、そして60年へとVOLVO AMAZONと共に辿るTime Trip。

    PV544が日本に到着しました

8月末から9月中旬まで、”Old”Route66をシカゴからLAまで5300Km余りを走破したVolvoPV544が、日本に到着しました。雨漏れが心配なので20Feetのコンテナに収めて船に搭載して来ましたが、横浜本牧港に陸揚げされてから、輸入手続きは、すべて自分で行ってみました。横浜税関で書類を作成し、税金を算出し納税するまで、完全「個人輸入」をしたのですが、2時間半ほどで、無事に通関し、いつもクラシックカーラリーの伴走積載車でお世話になっている「クレヨンオートサービス」さんにお願いし東京・中野の東光自動車整備工場に運び込みました。折から、今週末の「Legend of THE RALLY」に出場するため、ラリー前の点検整備をしている「・122」Amazonと、「Alpen Classic Rally」出場へとチューナップと整備をしているOさんの「・123」AmazonGT、そして、日本での車検取得と登録のための整備に入るPV544の3台が工場内のリフトに並ぶこととなりました。まるで、旧いVOLVOの専門工場のような雰囲気です。CG(カーグラフィック)誌の「66歳のRoute66」紀行連載も2回目が掲載されました。まだ、シカゴを、やっとスタートし、第1日目までのレポートですが、3回目、4回目と連載が続くにつれて、悪戦苦闘のPV544との20日間がご覧いただけます。さあ、明日から八ヶ岳へ行き、「Legend of THE RALLY」を「・122」Amazonと共に戦います。国内外のラリーを戦ってきたレジェンドドライバーとコ・ドラバー(ナビゲーター)が往年の「日本アルペンラリー」で熾烈な戦いを繰り広げた峠を舞台に、旧い車で”同窓会”をやろうと始まったイベントですが、3回目を迎えるエントリーリストには、錚々たる懐かしい名前と共に40台もの旧いラリーカーが並んでいます。外車は、3年連続出場の「・122」AmazonとMiniに加えて、A・バタネンが駆ったフォード・エスコートとランチアが加わっています。でも、「・122」Amazonは、40台の参加車の中で最高齢車です。今年は16Kmのグラベル(未舗装)ステージもあるとのことです。気を付けて頑張ります!!
141031 PV積載3.jpg141031 PV積載1.jpg141031 PV積載2.jpg141104 東光自工.jpg141105 CG掲載誌 表紙.jpg141105 CG掲載誌1.jpg141105 CG掲載誌2.jpg141105 CG掲載誌3.jpg141105 CG掲載誌4.jpg
  • -
  • -

シーズン開幕 まずは雑誌掲載

ご無沙汰です。長い冬眠、、、。そして大震災。恒例の「春のAMAZONツーリング」もキャンセルとなり、「・122」AMAZONは、じっと地下駐車場でシーズン開幕を待ち続けて来ました。5月も下旬を迎え、やっと目覚めの時がやって来ました。さあ、いよいよクラシックカーのシーズン開幕です。ということで、5月26日(木)本屋さんに並んだ「car magazine」(ネコ・パブリッシング刊)No397 7月号に「・122」AMAZONと私がカラー4ページで掲載されています。この号はVOLVO特集で、「北欧自動車版ボルボ122S&1800S カタログ全8ページ 完全復刻盤」も綴じ込み付録で付いています。VOLVO MUSEUMの現地取材記事に続き、「アマゾンで青春時代をもう一度、、、」というタイトルで「・122」AMAZONとの成りそめなどが掲載されています。AMAZONファンはもちろん、VOLVOファンならライブラリーに是非加えておきたい一冊です。ご興味のある方は本屋さんへお急ぎ下さい。
Well, here we are again. Winter, the big earthquake, cancelation of the Spring Amazon Touring - my .122 Amazon has been hibernating underground until now. With the end of May getting closer, it is time to wake up. This year will be kicked off with a special 4 page coverage of my .122 Amazon in Car Magazine no.397 (July issue). It is an issue that focuses on Volvo and has a reproduction of the Volvo 122S & 1800S catalog inserted. It also covers the Volvo Museum and is a must have for all Volvo fans so hurry over to the book store nearest to you.
CIMG3235.jpgCIMG3236.jpg
縮小CCI20110526_00000.jpg縮小CCI20110526_00000 (2).jpg縮小CCI20110526_00000 (3).jpg縮小CCI20110526_00000 (4).jpg縮小CCI20110526_00000 (5).jpg
  • -
  • -

AMAZONステッカーの意味は?

先週28日(土)の「神宮クラシックカーフェスティバル」参加を前に、「・122」AMAZONのリアウィンドウに、新たなステッカーを貼付しました。このステッカー、「AMAZON紅葉ツーリング」の時に、遥々名古屋から参加して下さった、Gさんの赤AMAZONのリアウィンドウに貼ってあり、「AMAZON」の文字がとても印象的だったので、スウェーデンのVP AUTOのWebショッピングで購入しました。「Den Skiljer Er fran mangden AMAZON」と書かれています。ただし、franのaの上に小さな○とmangdenのaの上に・・の”ウムラート”が付きます。スウェーデン語ですので、何と書かれているのかが興味津々。早速、Googleの無料各国語翻訳で調べてみると、、、とはいえ、上記の小さな○と”ウムラート”は無しの英語表記で入力してみると、「これは、観衆からの分離、、、AMAZON」となりました。ま、直訳なのでしょうが、本当に合っているのかどうかも定かではありませんが、これだと「個性派」とか「変わりモノ」ということでしょうか?確かに「個性派」ですし「変わりモノ」といえば、その通り、、、とも思えます。どなたか、正しい意味を教えて下さると幸いです。ちなみに、このステッカー、1枚54スウェーデンクローネ(1クローネ=約13円)ですから、702円くらいと思い、Webショッピングしたのですが、VAT(税金)やら送料などが加算され、104スウェーデンクローネ、つまり1352円、、、つまりスウェーデンなら、このステッカーが2枚買える、倍近い値段になってしまいました。
CIMG0907.jpg
Before I entered into the "Classic Car Festival Gaenmae", I put a new sticker on the rear window of my Amazon 122. I saw it on Mr. Gs red Amazon when we went for the Autumn touring and I decided to go buy one online at the Swedish shop VP Auto. It says Den Skiljer er fran mangden Amazon. I googled the translation and got "this is a disalignment from the mass". Well, I guess this is the direct translation that means that we are all strange people ?! That may well be true. If anyone knows the real meaning, please tell me. The sticker cost me about 702 yen (54 krone), but the shipping cost was about the same cost of the sticker, so it turned out to be quite an expensive sticker.
  • -
  • -

夏の午後の暑気忘れ、、、「にっぽん退屈党」

さあ、やっと、天気予報に晴れマークが出てきて、そろそろ憂鬱な梅雨も明けそうですね。梅雨入りには「雨の日にはクルマを磨いて、、」という小説の中のひとつ“アマゾンにもう一度”で「白熊」アマゾンを紹介しました。で、かつてのAmazon Owners Club時代からの友人「緑熊」アマゾンのMさんが、「もうひとつ、五木寛之の小説にアマゾンが出てきますよ、、、」と教えてくれました。1970年に、週刊文春で連載され、その後単行本出版された「にっぽん退屈党」です。早速、本屋を当たってみましたが、さすがに30年前の本は店頭には無く、それこそ、amazon.comのWeb Shopを探したら、何と「1円、、!!」送料340円也で入手出来ました。黄色くヤレた感じが、、、いかにも古本、、、なのですが、これが、とにかく面白い。60年代、70年代前半に「青年は荒野をめざす」に代表される五木寛之小説は、少なからず、我々の青春時代に大きく影響を与えたものでした。その五木寛之小説にしては、珍しい、ナンセンスな小説なのですが、「にっぽん退屈党」の党首が、5人の若者を集め、金に糸目をつけず、退屈凌ぎに、、、と富士山を噴火させるのです。で、この小説にもアマゾンが登場します。五木寛之自身が60年代末までアマゾンを愛用していただけに、なかなかの表現。「122Sはさしずめ羊の皮をかぶった熊、、、、力持ちで、丈夫で、安全で、いざとなると狼より早い、、、使えば使うほど良さがわかる車、、、、この北欧の熊ちゃんは、、、、」という具合。物語の展開は、およそ奇想天外なのですが、五木寛之自身が、「あとがき」で書いているように「気軽に寝転がって、夏の午後の暑さ忘れの役にでも立てて頂ければ光栄です、、」の通り、暑気払いに、ご一読いかがですか、、、。
ちなみに、写真のバックは、Revell社製の「AMAZON POLIS」カーです。仕事で北海道に行った際に、ミニカー屋さんで発見。とても良く出来た、雰囲気のある1台です。
日本退屈党 001.jpg日本退屈党 002.jpg日本退屈党 003.jpg
Tokyo has finally gotten to the point where we see the sun mark on the weather report. This means that we are about to get out of the rainy season. When we went into the rainly season, I introduced the book called "Amazon once more time". A fellow Amazon rider - Mr. M. introduced me to another story by Mr. Itsuki where the Amazon appears. This is called "Nippon Taikutsuto" and was a feature in Bungei Shunjyu around 1970. I went to the bookstore to look for a copy but it was too old to be sold, so I reverted to Amazon.com and acquired a copy for Yen 1 with mailing cost of Yen 340. It was a weathered book already turned yellow with age, but absolutely amazing. For our generation who had spent their youth in the 60s and 70s, Hiroyuki Itsuki has had a big influence on us. This story is a rare nonesense story where the leader of the 5 man Taikutsuto tries to set off Mount Fuji at all cost. Once again, Itsuki describes the Amazon artistically. "The Amazon is a bear with the skin of a sheep, stong, safe and when needed, faster than a wolf." The storyline itself is a bit bizzare, but as Itsuki himself writes in the afterword that he wrote for reading while rolling around on a hot summer afternoon, so why not try this summer. The minicar in the phot is a Amazon Polis by Revel which I found in Hokkaido while I was there for work.
  • -
  • -
1/1